【金沢近郊グルメ・山菜川魚料理】白山市『和田屋』の巻

こんにちは。

金沢の料理屋四代目、金沢の料亭の愉しみ方コンシェルの山縣 秀行(@kotobukiya_yama)です!

夏を代表する食材といえば「鮎」

「鮎」は、鮮度が命。

となると、金沢から少し足を伸ばして、新鮮な天然鮎がいただける料理屋さんに伺いたいところ。

そこで、金沢から車で約40分ほど。

白山市にある白山比咩神社の境内に隣接する、老舗の料亭旅館『和田屋』さんへ。

創業は、江戸時代・慶応年間。

古くから、すぐ近くの手取川で穫れる川魚や、山菜料理を専門とする旅館として賑わったとか。

囲炉裏の宿として、お座敷はなんとも風情があります。

庭も、よく手入れがされていて、緑が美しい。

さて、お料理。

今回は、夏限定の鮎尽くしコースをお願いしました。

前菜:鴨ロースト、白瓜昆布〆、白山堅豆腐味噌漬け、厚焼き玉子、白ずいき紫蘇和え、鮎笹寿し。

恐らく、うちわを模したのだと思われるうつわも、とても夏らしく涼しげ。

さて、どれから食べるか迷ってしまいます。

造り:鮎の洗い

鮮度のいい鮎は、その身が透き通って見えます。

小鉢:鮎のおろし和え。

鮎のそろばん、と言われる鮎を背越しにぶつ切りにしたものに大根おろしをたっぷりと。

そろばんの珠に似ているってことで、この名前がついたそうです。

椀物:鮎汁

味噌仕立ての汁に焼いた鮎入り。

料理をいただいている間に、炭火でじっくりと焼き上げられていく鮎。

焼物:鮎の塩焼き

8月中盤のこの時期らしく、ややおおぶりの鮎をたっぷり3尾。

本当に目の前で焼いていただいたばかりの”焼き立て”は、ふわりと柔らかくて香りもいい。

暖かいうちに一気にいきたいところです。

猪口:鮎の南蛮漬け

塩焼きで少し鈍った口をすっきりさせてくれます。

油物:鮎の洋風揚げ

かの魯山人は、新鮮な鮎は塩焼き以外認めなかったといいますが、僕は、こんなふうに揚げ物にしたものも結構好き。

食事:鮎の雑炊

鮎から出たダシが絶品。

お腹が一杯でも2杯はいけてしまう代物です。

水菓子:自家製加賀棒茶ゼリーと果物。

すっきりとした甘さの棒茶ゼリーで〆。


いったい、鮎を何尾食べたんだ、というくらい贅沢な鮎づくしコース。

鮎の塩焼きをお腹いっぱい食べるのもいいですが、僕は、こんな感じでいろんな調理法で楽しむのが好み。

お料理もさることながら、緑に囲まれた、静寂の空間でのひととき。

とても贅沢な時間を過ごすことができました。

ご馳走様でした!

◯和田屋

石川県白山市三宮町イ55−2

076−272−0570

定休日:第二・第四火曜日(12月〜3月は毎週火曜日)

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