【雑記帳】平成29年7月7日の創立記念日に思ふこと。

7月7日は、当社の創立記念日。

創業は大正10年と伝わっていますが、株式会社として法人化したのは、平成18年7月7日。
よって、本年で12周年。

平成17年4月に金沢にやってきて、6月には先代である義父が他界。
まったく縁もない金沢の土地で、まったくサラリーマン時代とは他業種で、立場も違う仕事。
まあ、いってみれば、なんの引き継ぎもなく、老舗料理店の行末を丸投げされたようなもの。
当時、まだまだ31歳の小僧にすぎません。

もっとも、それが老舗らしくしっかりと商売ができていたのなら別に問題はないわけで。

でも、実際、フタを開けてみれば、もう、目を覆いたくなるような惨状。

ゼロからのスタート、ってよく言いますよね。

いや、ここまでのマイナスからのスタートって、過酷やわ〜(笑)

大手企業で営業マンを10年勤めてきた私が普通に考えれば、とても商売できるような状況じゃない。

とはいえ、若さと無知ってのは、ステキ。

とりあえず、仕方がない。

もっとも、タコが自分の足を食べるようなもの。

身を削りながら、いろいろと周りに迷惑をかけながらも、なんとか堪え忍んで、状況の把握に努め、義父の死によって失われた人脈を回復させつつ、V字とまではいかなくとも、細々と営業しながらチャンスを伺ってきました。

一時は、もうさすがに打つ手がないところまで追い込まれた事もありましたが、やむなく伝家の宝刀を抜いて、窮地をしのぎ、北陸新幹線開業日をひとつの目標として、様々な手を打ってきました。

結果、開業前年くらいから、当店が数多くのメディアに取り上げられ、高い評価を得るようになるなど、金沢のイチ精進料理屋から、金沢の料亭の一角としてお認めいただけるようになってきました。

それから、2年。

ほぼ想定通り、開業年の熱気は冷めましたが、元の金沢に戻ったわけではありません。

街の様相は一変しました。いや、まだまだ更に大きく変わっていく過渡期。

周りを取り巻く大きなうねりの真っ只中で、我々も岐路に立たされているというのが実感です。

急流に向かって、いくら頑張って漕いでも、すぐに力尽きて流されてしまうのがオチ。

いかに流れに上手く乗りながら、自分たちの武器(資産)を活かして魅力ある事業を行っていくのか。

干支一周12年。

平成29年7月7日。

いよいよ、本気の勝負にかかるべき試合のゴングが打ち鳴らされた日。

カ~~~ン!

雑記帳

Posted by yamagata